誰でもわかるNFT~仕組みから将来性までを徹底解説(前編)

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NFTはどのようなユーザー層に受け入れられているか?

「NFT Media」を訪れるユーザーを大きく分類すると3つ。「ビジネス」「クリエイター・アーティスト」「コレクター」です。

ビジネス

ビジネスユーザーは、既存ビジネスとNFTの掛け算による相乗効果に期待しています。

上場企業のIT部門の方をはじめ、新規事業担当者の方やスタートアップの代表者なども見に来ています。
そのため、アート×NFT、不動産×NFT、音楽×NFTなどの事例を知りたい、考察を知りたい、最新ニュースを知りたい、というニーズがあります。

また、弊社としては例えば、芸能事務所から所属芸能人のアートを売っていきたいという相談があった際は、NFTのプロモーションについての知見が溜まっているため、そのノウハウを活かしてプロジェクトのサポートを行うなど、NFTビジネス周りを一手に引き受ける事も行っております。
さらに、NFTを自社ビジネスに活用したいという企業からのコンサルティング依頼も最近は増加しております。

クリエイター・アーティスト

NFTの中で、最初に入ってきたのがアートです。
法律に触れにくいというのも理由としてありますね。

現在は、自己表現の場としてのNFTの活用方法を伝えています。
例えば、「そもそも自分のアートをどうしたらNFTにできるのかわからない」という方もいらっしゃしますし、「作品が売れない」と悩まれる方もいらっしゃいます。
そういったクリエイター、アーティストがNFTMediaに訪れます。

コレクター

コレクターには2種類あります。

純粋に作品が好き、アートが好きで集める方。
もう一方は、投機目的の方です。
購入したアートの値上がりと売却益を期待しているのです。

アートは両方の側面を持つものですから、投機目的だったとしてもNFTに興味関心を持つきっかけになればと思います。
実際に値上がりしてきているものや今後上がりそうなものを私たちがウォッチして、情報発信しています。
また、クローズドのコミュニティでそういった情報をシェアする企画も現在進んでいます。

その他

あとは、エンジニアの方にもNFTへの関心が高い傾向がありますね。
ユーザー属性をみると、全体の7割が男性、年齢は25~34歳までが40%ほどで最も多く、デバイスはパソコンが4分の3ですが、月によってはモバイルと半々になることもあります。

▶ NFTに注目するユーザー層が明らかに。次のページでは、業界ごとの様相をお伝えします。

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小林憲人
株式会社トレジャーコンテンツ代表

投稿者プロフィール
IU客員教授。日本接待キャンプ協会会長。
創業、買収、売却、倒産と上場以外すべて経験。20以上の事業を立ち上げ。
現在は「0から1を創り続ける」をミッションとして、日本とミャンマーでNFT関連事業、新規事業創出を行う。

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