現代版社員旅行!心を癒すワーケーションのすゝめ

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時代の流れとともに社員旅行を実施する企業は減っています。最近のある調査によると、実施企業は3割弱とのことです。その一方で、「オフサイトミーティング」「ビジネスキャンプ」等という新たな趣向のスタイルが広がりつつあります。リラックスしながら仕事することでより有効な成果が生まれる。そんなワーケーションが広がる背景と実際の現場で体感したメリットについて解説します。

※産労総合研究所「2020年社内イベント・社員旅行等に関する調査」より

新しいコミュニケーション手段が求められる理由

コロナ禍による影響は否定できないとしても、社員旅行が実施されなくなって、それに代わるビジネス上のリアルなコミュニケーション手段が求められることにはどんな背景があるのでしょうか。

オンライン疲れ

現代社会における多くの「仕事」や「コミュニケーション手段」がオンラインとなり、「テレワーク」もコロナ禍で急速に普及しました。
一方で、多くの弊害や副作用が発生しています。
ある脳科学者は、急速に発展したオンライン社会に人類の「脳」が、まだ対応しきれていないと指摘します。

世界的ベストセラーとなったアンデシュ・ハンセン著「運動脳」によると、「生物学的には、私たちの脳と身体はまだサバンナにいる」とのこと。
すなわち、オンラインでの接触がメインとなる現代社会においてストレスがたまるのは無理もないことなのです。

人材マネジメントの難しさ

経営者や幹部にとっての悩みで常に上位にくるのが「人」の問題です。
いい人材が採用できない、人が育たない、すぐやめる、指示通り動かない等、挙げればきりがありません。

会社は価値観が異なる人の集合体なので、組織マネジメントが難しいのは当たり前です。
企業内コミュニケーション手段のひとつとして、社員旅行が機能していた時代もありました。
しかし、社員同士直接触れ合うことが減少しつつある今、社員旅行の代替手段が求められています。

▶次のページでは、実際に行われている現代版社員旅行、自然のなかでリラックス重視のワーケーションについてお届けします!

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齋藤 由紀夫
株式会社つながりバンク 代表

投稿者プロフィール
株式会社つながりバンク 代表。
オリックス㈱に16年在籍後、2012年に独立。
スモールМ&Aの普及活動を中心に、事業再生・リノベーション等に注力。自らМ&A・事業投資も行い、数件エグジット済。
経営革新等支援機関(中小企業庁主管、認定支援機関)、事業引継ぎ支援センター 専門登録機関、日本経営士協会 経営士、日本外部承継診断協会 顧問。
趣味は焚火、居酒屋巡礼、トレイルランニング。

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