ベンチャーの成長を加速させる外部CFOという選択
- 2026/4/8
- インタビュー

2026年1月に設立された株式会社Good Fin Consulting。代表の吉澤響介氏は、これまで150社以上の資金調達や経営支援に携わり、総額20億円規模の実績を持つ財務のプロフェッショナルです。中小企業やベンチャーに対し、外部CFOとして資金繰りや経営判断を支援し、意思決定の精度向上に貢献しています。経営者のマネーストレスを減らすことを理念に掲げ、財務コンサルティングの価値を広げる取り組みについて語っていただきました。
目次
Good Fin Consulting設立の背景と事業内容
Z-EN――吉澤響介さんは、2026年1月に設立された株式会社Good Fin Consultingの代表でいらっしゃいますね。現在、注力されている分野についてお聞きしたいと思います。よろしくお願いします。
吉澤響介氏(以下、吉澤氏)――ありがとうございます。
本部にあたる「株式会社Good Fin」で執行役員をしており、そのグループの一つとして今回「株式会社Good Fin Consulting」を立ち上げました。
本部はFP業務を中心に、従業員30人ほどで生命保険や損害保険を扱っており、不動産事業も含め、それぞれの強みを活かして事業展開しています。
今回設立したGood Fin Consultingでは、中小企業やベンチャーを専門にした外部CFOサービス、融資コンサルティングや開業支援などを行っています。
僕自身は、もともと法人向けコンサルティングを3〜4年ほど続けていて、個別の相談やオファーが増えていたこともあり、コンサルティングに特化した会社として法人化しました。
代表という立場で活動することで、提供している価値や役割もより分かりやすく伝えられるようになったと思います。

吉澤響介さん
個人から法人へ──財務支援の拡大
――法人向けコンサルはいつ頃からされていたのでしょうか。
吉澤氏――3年ほど前までは個人で行っていました。
その後、Good Finのオーナーに誘われ関西に拠点を移し、現在の事業を展開しています。
コンサルをやっていく中で特に多かったのが、融資や資金繰りに関する相談です。
財務は重要性を理解しつつも後回しになりがちな領域でもあるので、そこを外部から支援する価値は大きいと感じました。
上場企業のような支援体制を、中小企業やベンチャーにも提供したいという思いで今の形を作っています。
全国対応の経営支援と強み
――現在の活動について教えていただけますか。
吉澤氏――全国の企業に対応していますが、顧客は大阪と東京が中心です。
現在僕自身は、税理士事務所、コンサルティング会社、そしてグッドフィン本部の3つの軸で経営に関わっています。
特にコンサルと税務を軸に、経営判断に必要な情報を可視化し、意思決定のスピードと精度を上げて売上を伸ばす支援ができる点が強みです。
――ご自身が大事にしている考え方とはどのようなものですか。
吉澤氏――事業には理念が必要だと考えています。
僕自身は、経営者のマネーストレスを減らす存在でありたいと思っています。
資本の理解や資金の余裕は、経営の意思決定に大きく影響するので、その部分を支えることに価値を感じています。

――対象となる企業にはどのような特徴がありますか。
吉澤氏――法人が中心で、個人事業主の場合は開業や融資などスポットでの支援が多いです。
社外CFOとして関わる場合は、継続的に入るため法人がメインになります。
業種としては店舗ビジネスが多く、フィットネスや美容サロン、FC本部など、自身の経験とも親和性の高い領域に関わることが増えています。
――人材や組織面の支援もされるのでしょうか。
吉澤氏――はい。最終的にはすべて財務に紐づくので、そこも対応します。
「最小のリソースで最大の効率」を重視しており、人材配置やコスト構造も含めて全体最適を図ります。
現場と数字の両方を見ながら改善していくイメージです。
資金調達・融資・スポーツ経験の知見
――依頼のきっかけはどのようなものが多いですか。
吉澤氏――紹介が中心で、特に税理士からの紹介が多いです。
税理士が言いにくいことや対応しきれない部分を補完する役割として入るケースが多く、財務面の専門家として関わらせていただいています。
――これまでの実績について教えてください。
吉澤氏――融資や資金調達では、この3年で総額20億円ほどの案件を担当し、150社程度を支援しています。
銀行融資や公庫、事業会社からの出資など幅広く対応しています。
融資後も税務や保険と連携しながら、継続的に経営を支える形が多いです。
例えば、法人の資金繰りをリアルタイムで確認するためのPL(損益計算書)作成や、経営の判断材料の提供をオーダーメイドで行っています。
――吉澤さんは、スポーツのご経験もあると伺いました。
吉澤氏――バスケットボールで日本代表としてアジアカップに出場し、18歳からプロとして活動していました。
この経験から、努力の量をビジネスに向ければ成果は出ると強く確信しています。
ただ、納税などの知識を持っていなかった頃に資金繰りなどで苦労した経験があるので、事業を安定させ成長させるためには会計士や財務コンサルを入れることが重要だという実感も持っています。
そういう経験もあって、現在はスポーツ選手の税務やセカンドキャリア支援にも関わっています。

バスケットボール現役時代の吉澤さん
M&A支援と理念ある企業との伴走
――吉澤さんならではの強みとして挙げるとすれば何でしょうか。
吉澤氏――M&A支援です。
将来的な売却を見据えて数年前から経営体制を整える支援ができます。
デューデリジェンスを意識した運営を早期から行うことで、企業価値の向上につなげることが可能です。
――今後どのような企業と関わっていきたいですか。
吉澤氏――理念を持ち、向上心のある経営者がいる企業と関わっていきたいです。
基本は紹介ベースですが、IPOやM&Aを目指す企業であれば、その前の早い段階から深く関わって伴走する支援も可能です。
規模よりもビジョンや事業計画を重視しながら、長期的に企業価値を高める支援をしていきたいと考えています。
――外部CFO、財務コンサルとして企業価値を高める吉澤さんの今後のご活躍が楽しみです。ありがとうございました。














