不動産業界にイノベーションを!不動産価格の透明化を目指して(後編)
- 2021/7/28
- インタビュー
将来のビジョン
――山田社長は事業投資も積極的に考えていらっしゃるとか。
山田氏――不動産取引は、箱だけ貸したり売ったりすることで終わってしまう場合が殆どですが、起業する方や不動産を借りる方々に、夢を応援する立場で、内装を含めて場を一緒に作り不動産と事業をひっくるめてサポートしてあげられるようなこともやりたいですね。
社会貢献にも繋がればいいと思っています。
コロナ禍のオフィス離れが進んでいると言われていますが、実際には完全なリモート化は難しいでしょうね。
特にベンチャーなどにとって人が集まることの効用は計り知れないですから。不動産視点でみると、なんでもできると思っていますね。
――今後の未来予測、こうなりたい!将来ビジョンを教えてください。
山田氏――僕は自分が独立して苦労もありながらも自由である幸せを感じています。
できれば多くの仲間にも同様の経験をしてほしいとの想いから100名の社長を作りたい!と考えており、社内起業を支援しています。
既に弊社から5つの事業がインキュベートし、社員がそれぞれ代表を務めています。
2017年に不動産業界を人から変えていこうというコンセプトで立ち上げた、ヒトワークス株式会社、2018年に設立した不動産業専門商社やコンサル、メディア運営を行うミカタ株式会社という会社です。
他にも、不動産事業者向けの「間取り図」作成会社、グッドモーニング・コミュニケーション㈱は月に4万件ほどの手掛けています。
実際の作業は中国とベトナムの現地法人で行っており、海外展開も積極的に進めていきます。
現状に満足することなく、今後も不動産業界の“困った”を解決する事業を展開する新会社立ち上げに挑戦していきたいと考えています。
今後は業務提携や、時にはM&Aという手法の活用も考えてますが、買収などという訳ではなく、我々の理念やビジネスに共感できる方に仲間になって欲しいというようなイメージです。
門戸はいつでも開いてますので、興味ある方はぜひ気軽にお声がけ下さい。
――本日はありがとうございました。
本稿「不動産業界にイノベーションを!不動産価格の透明化を目指して」の前編はこちらから