日本酒への情熱と酒蔵への愛!起業も事業継続も、人脈がすべて(前編)

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日本酒がコミュニケーションツールとなる

――実際にやられているイベントの内容はどういったものが多いのでしょう。

今西氏――日本中のいろいろな酒蔵さんを呼んで、普段あまり飲むことのできない日本酒を持ってきてもらい、参加した方に振舞いながら酒蔵のことやお酒のことを知ってもらうといった交流会が多いですね。
日本全国の酒蔵と取引があるので、それぞれの会の主旨に合わせて選ばせてもらっています。

出典:サケ•ラバーズ株式会社の公式facebookページより

――これまでで好評だったセミナーやイベント、印象深いエピソードがあれば教えてください。

今西氏――いろいろあるのですが、外国の方と楽しく乾杯できたりするイベントなどは、心がワクワクして一番楽しいなと思いますね。
月に1回、マグロのプロ三上氏をお呼びして、マグロの刺身と日本酒を楽しむイベントを開催しており、その場でマグロを捌くパフォーマンスも見られて、鮮度の高いマグロを楽しむことができます。
サケ・コミュニケーションHPから告知をしていますので、webで申し込みができます。
これは外国人の方々にも非常に人気が高いイベントで、早い者勝ちです。

参加者は、マグロのプロ三上氏のパフォーマンスに釘付けです。(今西氏提供)

大人気のマグロの会。外国人も多数参加しています。(今西氏提供)

――イベントなどでの外国人の反応はいかがですか?

今西氏――オンラインイベントをやっていて感じることは、日本が好きな外国人がすごく多いなあということです。
日本食・日本酒への関心度も深く、なかには杜氏の方に質問してメモを取る方も!
日本食や日本酒を好きになる方が増えていくのも感じられてすごく嬉しいです。
今後もっと広まってくれたらいいと思います。

たくさんの外国人が参加した酒造見学での記念撮影(今西氏提供)

――良い日本酒は二日酔いしませんが、何故ですか?

今西氏――純粋に、米、水、米麹だけでできているからでしょうね。
基本、純粋なもの、中には醸造アルコールが入っているものもありますけれども、味を調えるために入れているので、悪酔いするようなアルコール添加物の多いものは今はないと思います。
良質なものということに尽きるでしょうが、日本酒を飲むときにはお水を並行して飲むようにして飲み方に気を付ければ、気持ちよく飲めて二日酔いはしないはずです。

この続きは後編で!お楽しみに

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今西由紀
サケ・ラバーズ株式会社 代表取締役
サケ・コミュニケーション株式会社 代表取締役

投稿者プロフィール
神奈川大学短期大学部卒業。日本電気入社。約25年勤務し、2018年に独立して「サケ・ラバーズ株式会社」を設立。2年後には日本国内向けの日本酒販売・企画を行い「サケ・コミュニケーション株式会社」を立ち上げる。
現在は日本酒を世界と日本国内双方向で販売し、さまざまな取組みによって広め、全国の酒蔵を支援する活動を行っている。 インバウンド観光、海外向け観光PR、酒蔵支援事業、日本酒の輸出事業を展開中。

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