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日本酒がコミュニケーションツールとなる
――実際にやられているイベントの内容はどういったものが多いのでしょう。
今西氏――日本中のいろいろな酒蔵さんを呼んで、普段あまり飲むことのできない日本酒を持ってきてもらい、参加した方に振舞いながら酒蔵のことやお酒のことを知ってもらうといった交流会が多いですね。
日本全国の酒蔵と取引があるので、それぞれの会の主旨に合わせて選ばせてもらっています。
――これまでで好評だったセミナーやイベント、印象深いエピソードがあれば教えてください。
今西氏――いろいろあるのですが、外国の方と楽しく乾杯できたりするイベントなどは、心がワクワクして一番楽しいなと思いますね。
月に1回、マグロのプロ三上氏をお呼びして、マグロの刺身と日本酒を楽しむイベントを開催しており、その場でマグロを捌くパフォーマンスも見られて、鮮度の高いマグロを楽しむことができます。
サケ・コミュニケーションHPから告知をしていますので、webで申し込みができます。
これは外国人の方々にも非常に人気が高いイベントで、早い者勝ちです。
――イベントなどでの外国人の反応はいかがですか?
今西氏――オンラインイベントをやっていて感じることは、日本が好きな外国人がすごく多いなあということです。
日本食・日本酒への関心度も深く、なかには杜氏の方に質問してメモを取る方も!
日本食や日本酒を好きになる方が増えていくのも感じられてすごく嬉しいです。
今後もっと広まってくれたらいいと思います。
――良い日本酒は二日酔いしませんが、何故ですか?
今西氏――純粋に、米、水、米麹だけでできているからでしょうね。
基本、純粋なもの、中には醸造アルコールが入っているものもありますけれども、味を調えるために入れているので、悪酔いするようなアルコール添加物の多いものは今はないと思います。
良質なものということに尽きるでしょうが、日本酒を飲むときにはお水を並行して飲むようにして飲み方に気を付ければ、気持ちよく飲めて二日酔いはしないはずです。
この続きは後編で!お楽しみに