2022年壬寅年の時代考察~可能性の芽を育てる経営を

事業承継や既存事業の継続、新規事業の立ち上げ、事業投資など、いずれにおいても、時代の流れを適正に捉えることは大切でしょう。

2022年は壬寅みずのえとら年です。
暦学に基づいた考察でお届けする新年第一弾のコラムは、干支暦による現代社会への鋭い分析。
ここに生きる私たちの現在を映し出し、あるべき姿に導いてくれる内容です。

ナビゲートしてくださるのは、一般社団法人数理暦学協会の代表理事 山脇史瑞氏です。

干支暦の影響力

子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥

十二支とは、時間の経過を測る序数で、
植物の発育を模して名づけられている。
種子から芽を出し、生育し、枯れて種核になり大地に落ちるという
植物の生生流転の様だ。
文字が読めない人のために、
身近な動物を置き替えただけのこと。

寅=虎ではないのだが、
名称とは不思議なもので、
「今年は虎の年だから、勢い良くやろうじゃないか!」と、
人々の気持ちが虎になると、
世相に「虎の気」が入り、
寅年は虎年になってしまう。

欧米には、
干支概念がないため重視されてこなかったが、
アジア、特に中国が力を得るに従い、
株式相場や政治の動きにおいて、
彼らの文化、干支暦の影響は軽視できない。

中華圏の株式相場には、以下のような格言がある。

辰巳たつみ天井、うま尻下がり、ひつじ辛抱、申酉さるとり騒ぐ。
いぬは笑い、固まる、は繁栄、うしはつまずき、とら千里を走り、うさぎは跳ねる

街頭に虎の絵が飾られる中華圏では、
迷いを払拭し、
潔く判断して、
千里を走る勢いで駆け抜けようとするだろう。

特に今年は36年に一度の、五黄ごおうの寅、
最強の寅年でもある。

強気で押しまくる勢いが、
アジアを発信源として、
強まることが予想される。

時代の流れで寅年を把握する

蒔いた種は変革を経て芽を出す

時代予測は、時系列で捉えることが基本である。

2020年2月4日、
コロナが武漢で騒がれだした頃、
庚子かのえねの年が始まった。
子は、植物が種子(子)の状態。
季節で言えば、真冬、成長前の準備期間だ。

「庚」には更新という意味がある。
新しい時代の始まりに備え、
それまでやっていた事を見直すべく、
変革の年だった。

2021年の辛丑かのとうし年は、
前年にまかれた種子が、地中に根を伸ばし、
滋養(情報)を吸い上げ、発芽に備える年である。
無観客のオリンピック、事業再構築など、
新しい動きを模索した年であり、
流されまいと根を張ろうとした動きをした人は、
2022年発芽する。

2022年は壬寅年

みずのえとは、大きな水の流れ、
水には、知性・情報の意味があり、
大河には、
「時流」「海外」「垣根を超える」という意味もある。
海を超えて虎が跋扈ばっこする、
IT化・情報化が旋風を巻き起こす年である。

故に、2020年にそれまでのやり方を清算し、
2021年に、
それまで見て見ぬふりをして放っておいた
「苦手な事」「泥沼化した問題」から
可能性を引きずりだして、
何が何でも次の時代に根を張ろうと
試行錯誤してきた人は、
2022年に発芽が見られるだろう。

その芽をしっかり育てれば、
それから10年先までの柱になる。

理念を軸に千里を駆け抜けよう

2022年は、
外部の力、社外の力、他業種の力を借りて、
勢いよく走り抜けるべき年だ。
だが、事業理念に根が張られていなければ、
逆に飲まれてしまうだろう。
そういう意味では、
海外M&Aなども進むと思われる。

壬は、「妊」という文字にも繋がる。
はらむ、みごもる、子を宿す。

事業提携や協業においても、
理念をしっかりと立てながら、
どのような可能性をはらんでいるのか明確化し、
外部の力を果敢に借りて、
悩むことなく駆け抜ける。

虎の如く千里を走って欲しいと願っている。

一般社団法人 数理暦学協会では、
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出典:壬寅年 2022年の暦学考察
この記事は著者に一部加筆修正の了承を得た上で掲載しております。

山脇史端
一般社団法人数理暦学協会 代表理事
算命学カウンセラー協会主催

投稿者プロフィール
13代算命学宗家・故高尾義政氏・清水南穂氏直門下生として、清水氏に20年師事。当協会の学理部門を総括する。
一般社団法人数理暦学協会代表。
担当講座は、干支暦学入門講座・干支暦学1級講座・講師養成講座・数理暦学講座など。
IT事業、企業研修、オンラインシステムの運営を担当

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