何故、経営者は縁起を担ぎ、占いを好むのか
- 2023/2/23
- コラム
ビジネスの現場では誰もが成功を目指しているものの、苦難に向きあうことも多いはず。なかでも経営者は、次々に舞い込む新たな事柄に対処し、大小の経営判断を常に迫られ、ともすれば孤独になりがちです。そんな時、自身を助け、考えや思いを導く何かに頼りたくなるのは人としての心情ではないかと思います。ビジネス運から恋愛・結婚まで幅広いジャンルでの鑑定結果に定評がある手相家の秋山法水氏が、自分自身を知る方法や占いとの付き合い方などを伝授してくださいます。
目次
占いは怪しいのか?
占いを怪しいと感じる方は多いはずです。
どの時代においても、人の弱みにつけこみ、霊感商法や詐欺のような悪事に占いが使われることがあるためです。
ただ、これは人の心をつかむために、占いは強力な武器であるということの裏付けでもあります。
一方、日本人は占い好きの国民としても知られています。
この記事を読んでいる多くの方も、初詣に神社でおみくじを買って、一年の運勢を占い、一喜一憂したことはあるでしょう。
さらに、お守りやお札を買い、高額な御祈祷をお願いすることも珍しくありません。
ビジネスで成功している方や投資家などは、占い好きな方がより多い印象を受けます。
お抱えの占い師がいて、会社設立日、大事な契約日、方角、時には経営方針まで相談する方もいらっしゃいます。
占いの怪しさを議論する前に、なぜ、歴史を超えて、現代社会においても占いが世に広く受入られているのかを考えてみましょう。
本当に信憑性が高い占いとは?
占いには非常に多くの方法があり、それぞれいくつかの種類に分けて占いの結果が示されます。
例を挙げ、どの占いが最も信憑性が高いか、持論を述べます。
血液型占いは4種類
九星気学は9種類
星座占いは12種類
カバラ数秘術では、7曜日と31種類の日で鑑定します。
姓名判断は一人ひとりを鑑定しますが、同姓同名でも同じ運命にはなりません。
手相は一人ひとりが完全にオリジナルなので、人の数だけ結果があります。
個人が持つ条件や情報が細かく分かるほど、その人の運命はより正確に把握できるはずですから、個人が唯一持つ「手相」の情報を読み解くことが、最も信憑性が高い鑑定方法だと思っています。
変化する運勢を映す手相は羅針盤
手相鑑定において、全体運の鑑定はそれほど難しくありませんが、何年に何が起こるかと細かく鑑定する、通称「流年法」は難易度が高いです。
ちなみに、私は物事が起こる年だけでなく、月もわかりますし、調子がよければ日にちまでわかります。
また、手相は良くも悪くも変化します。
これが手相鑑定の面白さです。
つまり良きことも悪きことも事前に知ることができるので、人生の羅針盤になるべき鑑定といえます。
私は今まで数多くの経営者を鑑定してきましたが、成功している経営者の手相には必ず良い太陽線が現れていました。
また、成功し人格的に魅力のある人物の多くには、覇王線と呼ばれる線が出ていました。
自分、己を知るというのは、人生のテーマであり、人生を切り拓いていく上で欠かせません。
▶占いにはいろいろな種類があり、その中のひとつである手相の特殊性と、経営者に現れる「特徴」が分かるお話でした。続いては、その手相が人生にどう作用するかについて説いてくださいます。