フランチャイズ展開に勝機あり!AI活用のフィットネスで健康増進へ

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アナログなフィットネス業界をDX化

――今後の展開とビジョンについて教えて下さい。

浅野氏――私達のビジョンは「データフィットネス」という新しい分野を構築することです。
そのためには、未だアナログが主流のフィットネス業界をDX化することが必須です。
DX化により、同時にFC本部としても、経営管理情報、顧客情報をDX化し、加盟店オーナー・顧客満足度の最大化を実現したいと考えています。
ファディーは、その可能性を実現できる仕組みが揃っています。

資料提供:株式会社FURDI

ヘルスケアデータ活用で総合ヘルスケア事業へ

――IPOの準備をされているようですが、その理由は何でしょうか。

浅野氏――著書でも書いていますが、FC本部のエグジット(出口)は、IPOよりもM&Aの方が向いていると思います。
創業者利益も、IPOだとほとんど株を売却できませんし、M&Aの方がその点では好まれる傾向があります。
それでも、IPOを目指すのは、その先のビジョンがあるからです。
弊社は、ヘルスケアデータを活用しながら、食事や生活、遺伝子分野も視野に入れた総合ヘルスケア事業の展開を目指しています。

資料提供:株式会社FURDI

健康データが本業に貢献できる企業とIPOを

――なるほど。IPOは単なる通過点なのですね。

浅野氏――IPOしなくてもヘルスケア事業として拡大できる可能性はあります。
ただし、信用面・資金面など未上場企業では限界があり、実現までに時間がかかるはずです。
そのために、先行している企業との資本提携や、周辺企業のM&Aが必要であり、現時点ではIPOがベストな選択肢だと考えています。

――ちなみに、資本業務提携をされるとしたら、どのような業態がいいですか。

浅野氏――ファディーの理念に共感いただき、事業展開のスピードをサポートいただけるような企業との提携をイメージしています。
いくつかの業界を想定していますが、例えば、パーソナルな健康データを共に活用できる業界、分野を想定しています。

運動を継続できる仕組みで多くの人を健康に

――最後に、ファディーの強みについてひと言お願いします。

浅野氏――自粛やテレワークによる「運動不足」、コロナをはじめとする「免疫力強化」などの意識の高まりから、フィットネス市場は成長傾向にあります。
その中で、ファディーは「デジタルフィットネス」という概念を普及させ、継続できる仕組みを提供しています。
個々のデータを管理し海外のユーザーと競い合うなど、他社にはできないメリットがあります。
さらに、総合フィットネス市場に成長させることで、より多くの方々が健康で楽しい生活を送るためのサポートができると考えています。

――ありがとうございました。デジタルフィットネスの普及と、今後の展開を楽しみにしています。

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浅野 忍土

投稿者プロフィール
株式会社FURDI 代表取締役。
立教大学経済学部を卒業後、中央三井信託銀行(現 三井住友信託)入行。
その後、FCコンサルティング会社のベンチャーリンクへ入社。
8年間、牛角、しゃぶしゃぶ温野菜、土間土間、銀のさら、タリーズ、カーブスなどのチェーン展開支援を主とした業務に従事。
結果、1,500店舗以上のチェーン展開に関与。
その後、独⽴し、FC展開支援事業を行うATカンパニー(株)を創業。
さらに2018年、女性専用AIフィットネス「ファディー」FC本部を設立し、自らFC本部を経営している。

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