エグゼクティブリゾートワーカーとなって経営手腕を発揮しよう(中編)

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仮想通貨や海外不動産投資に精通し、経営戦略アドバイザーとしてご活躍の中島宏明さんによる、株式会社インフォランス 代表取締役の佐々木雅士さんへのインタビュー。
前編「経営者のためのワーケーション “エグゼクティブリゾートワーカー”」では、真の顧客満足に繋がるコンサルティングのあり方や、経営者にこそワーケーションが最適である理由について語っていただきました。

その続編となる本編では、企業における成長戦略のあり方や、エグゼクティブリゾートワーカーを実践される佐々木さんのご経験などについてお話いただいています。

エグゼクティブリゾートワーカーとなるメリットとは?
経営者の方、必見です。

企業が儲けるには理由がある

中島宏明氏(以下、中島氏)――佐々木さんは、サラリーマン時代からこれまで多くの経営者の方々と接してきたと思いますが、儲かる企業になる条件にはどんなものがあると思いますか?

佐々木雅士氏(以下、佐々木氏)――経営者のやるべき仕事は実に幅が広く、営業戦略やマーケティング戦略、財務戦略、成長戦略、人事評価戦略、採用戦略、教育戦略、ウェブ戦略…など、会社経営上の課題を挙げればキリがありません。
これらの戦略を、経営者が全部やろうとすると、どれも中途半端になります。
実際、1人で全てを抱え込み途方に暮れる経営者も多いと思います。

私が金融機関で働いていた時代も、さらに独立して起業した後も、多くの経営者から経営の深い部分をお聞きしたのですが、彼らとの話の中から「会社が儲かるための方程式」を見つけ出すことはできませんでした。
その理由は、なぜ儲かっているかの理由を多くの経営者が正しく認識できていないからです。
社会の荒波にもまれた20年以上の経営者経験を通じて、やっと、「儲かっている会社の共通点」が何かを知ることができました。

儲かる会社の共通点とは、企業理念が素晴らしいとか、経営者が優秀だとか、社員のエンゲージメントが高いとかという類のものではありません。
それらは儲かる理由のおまけ程度のものです。

儲かっている会社というのは、総じてビジネスモデルが優れています。
もしくは、高い参入障壁の内側に入れています。
ビジネスモデルの強みが利益の源泉であり、かつ、参入障壁の内側に入れていることが儲かっている大きな理由なのです。

企業の成長はビジネスモデルの強化にあり

中島氏――なるほど、それは真理ですね。確かに「ビジョンを語って共感してくれる人と仕事をしよう」「パーパスが大切」というのは確かに必要なことですが、それだけで利益を生み出す企業になれるわけではないですからね。

佐々木氏――そうなんです。
主幹のビジネスモデルをどんどん強めることが会社を成長させる一番の近道だと思います。

たとえば、弊社では営業部門を持たず、集客マーケティング部分を自動化させています。
グループの人材会社には営業部門があるのですが、営業テレアポを正社員にさせると疲弊するので、アポイント獲得は業務委託の在宅ワーカーを活用しています。

クラウドテレアポシステムを使って、受け付け突破率や社長アポイント率を自動で算出して、契約獲得コストが算出できるようにしています。
在宅ワーカーにも過度な負担にならないように、後ほどコンサルタントから詳しい説明をさせてもらうための承諾を得る、簡単なアポを取ってもらうだけにしています。
ですから、「詳しい説明はコンサルから電話で説明させます」で終わりです。

社内の営業スタッフは、弊社のビジネスに興味がある相手だけを対象に詳しい提案をするだけですから、生産性の低い作業負担がありません。
提案&クロージングという営業の楽しい部分だけを行うことで、社員が気持ちよく働ける仕組みにしています。

このように、弊社のビジネスモデルの強みは、提案力とクロージング力です。
そのため、会社としては商談の機会を増やせば売上が伸びることになります。
ということは、自動的に集客できる仕組みを強めていくことがビジネスモデルの中では一番大事で、社長である私はそこに力を集中するようにしています。
そして何よりこの仕事は、場所を選ばずにどこからでもできることが利点です。

経営者にはエグゼクティブリゾートワーカーが最適

中島氏――なるほど、ビジネスモデルや仕組みが確立しているから、佐々木さんはエグゼクティブリゾートワーカーになれるわけですね。佐々木さんが考える、「経営者のもっとも重要な仕事」ってなんでしょうか?

佐々木氏――会社のことを一番良くわかっているのは、やはり経営者本人です。
経営者でなければビジネスモデルを洗練させたり、新しく生み出したりすることは難しいでしょう。
弊社のビジネスモデルにおける重要な部分は、集客の自動化です。
お客様からお問い合わせが自動的に入ってくる仕組みとなる部分を常に強めていかなければなりません。

経営者がすべきこの仕事は、社内でなくてもできますし、逆にリラックスして仕事に取り組めるリゾート地の方がはかどります。
今はチャットツールやオンライン面談ツールが発達していて、どこからでも不自由なく誰とでもコミュニケーションが取れます。

経営者はビジネスモデルをさらに良くするために、じっくり考える時間や環境を確保することが大切だと思います。
自分じゃなくてもできる仕事は社内で処理できるようにしたり、アウトソースしたりして、経営者が本来取り組むべき仕事に注力できる環境を整備することこそが、会社の成長にとって一番良いことだと思っています。

リゾートワークのメリット

さらに、役員の出張旅費規程を導入することによって、法人と社長個人の両方が節税できる仕組みを取り入れることができ、リゾートワークをすること自体が会社にも社長にとっても得になります。
この部分は初めて聞くという方も多いと思いますが。

役員の出張旅費規程は内容を上手に作ることよりも、その規程を会社で安定運用していくことの方が重要になります。
そのために弊社では、旅費申請業務をすべてアウトソースできるクラウドサービスを企業に提供しています。

経営者のリゾートワークは、社長の仕事の効率を上げるだけではなく、旅費規程を使って節税できたり、新しい人脈を得て知見を広げられたりと、やってみないとわからない実利部分が多いんです。
エグゼクティブリゾートワークを通じて飛行機マイレージやホテルポイントを貯めて駆使すれば、さらに効率的にお金を増やすことができます。

この続きは、後編「エグゼクティブリゾートワーカーを実践してコスト削減を」でお伝えします。お楽しみに

出典:マイナビニュース「エグゼクティブリゾートワーカーはワーケーションを極める(後編)」
この記事は著者に一部加筆修正の了承を得た上で掲載しております。

佐々木雅士
インフォランス 代表取締役

投稿者プロフィール
エグゼクティブリゾートワーカー、経営者のためのワーケーション評論家
大学卒業後、金融機関を経て2000年に起業。国内外で9つの会社を展開している。
世界を移動しながら会社経営をする、エグゼクティブリゾートワーカーとして知られる。
会社経営にマイレージとホテルポイントを絡めた研究を10年以上続けている探究者

中島 宏明

投稿者プロフィール
1986年、埼玉県生まれ。2012年より、大手人材会社のアウトソーシングプロジェクトに参加。プロジェクトが軌道に乗ったことから2014年に独立。一時インドネシア・バリ島へ移住し、その前後から暗号資産投資、不動産投資、事業投資を始める。現在は、複数の企業で経営戦略チームの一員を務めるほか、バリ島ではアパート開発と運営を行っている。

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