現在YouTubeでは非常に多くの情報が無料で得られるようになりました。YouTubeは見るだけではなく、ランニング中や通勤中などにも耳で聞いてインプットすることもできる有効な情報獲得ツール。そこで、事業投資の視点から、Z-EN編集部が独自に奥が深いと判断した動画をコメント付きで案内していきたいと思います！

今回は、1冊の本を20分前後にまとめてYouTubeで紹介している動画。数多くの名著をわかりやすくまとめていますので、気になっている本がなかなか読めない、内容が難解で読み進められないといった人にとって、お助けとなる優れものです。

今回厳選したYouTuber

アバタロー氏

書評YouTuber。早稲田大学文学部卒業。日中はふつうのサラリーマンとして、某外資系企業にて管理職をしている。趣味である読書の延長として、書評YouTubeチャンネルを立ち上げたところ2020年1月に大ブレイク。「読書が苦手な人でも、古今東西の難解な名著がラジオ感覚で楽しめるチャンネル」として話題となり、本格稼働からわずか１年で、登録者数は15万人を突破する。

※『自己肯定感を上げるOUTPUT読書術』より（上記データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

◆チャンネル名：【アバタロー】

人生に効く「古今東西の名著」をラジオ感覚でゆる～く配信し、紹介するチャンネル。

まずはこの一本！

【名著】スモール イズ ビューティフル｜シューマッハー 小さな力で、大きな幸福を得る超・シンプルな方法

動画の要約

人類は「大は小を兼ねる」とばかりに経済規模を拡大してきました。
しかし、それが必ずしも人間の幸福感につながっている訳ではありません。

人間を中心とした新たな経済学を提唱し、自然環境の保全と持続的な平和を訴えたイギリスの経済学者E.Fシューマッハー。
彼が1978年に出版した名著『スモール イズ ビューティフル』を解説する動画です。
40年以上前の本ですが、アフターコロナの事業戦略において、事業を大きくするのか、身の丈にあった規模で行くのか、多くの悩める経営者に参考になるテーマです。

原書、特に前半は専門的で決して読みやすい本ではないですが、アバタローさんが、私たちの心のあり方や生き方といった日常的な話題に焦点を充てて、わかりやすく解説しています。

具体的には以下の内容です。

1. 心が満たされない原因について
2. 最小限の消費で最大限の幸福を得る方法
3. なぜ人は働くのか

シューマッハーが提唱する「仏教経済学」は、いかに余分な消費をせずに幸福になれるかを重視します。
モノの消費を追求しても満たされない現代人の心の問題や仕事へのやりがい、成長への実感といった今日の社会問題にもリンクする、心の豊かさと経済のあり方の関係が明らかになります！

時間：約13分

『スモール イズ ビューティフル』に関する記事「小さい会社もいい会社だ～スモール・イズ・ビューティフル～」もぜひ、ご覧ください。

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