ワクワク感があって、飽きない

事業をやる上で継続させることは、重要なポイントです。
その持続可能性を高めるためには、経営者自身が興味あることをビジネスにするのが理想です。
「飽きないことを商い」にするとは昔から言われることですが、好きに通じるワクワク感や喜びは私たちの原動力になります。

ただし、人間は「飽きる」という特性を持った生き物です。
なかには、創意工夫しながら飽きを中和する術を持った方もいますが、経営に力が入らない、続けるのが苦しいというのであれば、別の方にバトンタッチし、興味あることにシフトする方が良い場合もあります。

変化と競争が激しい世の中で、飽きた状態でビジネスを維持するのは大変なことです。
事業投資スキルを身につけることで、自身のビジネスの旬な期間を見極め、状況に合わせて新たな投資や売却を判断することができます。

金銭以外のリターンが得られる

事業投資においては、金銭に限らず人的資産も大きなリターンです。
事業のスタートは1人かもしれませんが、サービス・商品をつくり、販売し、入金されるまでには、お客さんを含め、他人の人的サポートがないと成立しにくいのがほとんどでしょう。

事業を継続し、さらに発展しようと思えば、多くの事業で誰かの助けが必要となります。
窮地に陥った時に助けてくれるのも、仲間であったり、家族であったりすることがほとんどです。
金融商品や不動産への投資と事業投資との大きな違いがここにあり、これが次のビジネスに活きる大きな財産となるものです。

事業投資を楽しむために

人間は、自然界の中では決して肉体的に恵まれた動物ではありませんでしたが、太古の時代からコミュニティを形成することで絶えることなく、現在の地位を築くことができました。
「狩り」や「耕作」を事業に例えると分かりやすいかもしれません。
人間の営みは劇的な進化を遂げ、ITやDX等で、ビジネスは確かに効率的になりました。
が、それでも、人との接点なしにできるビジネスなど限られていますし、面白みに欠けてそれこそ飽きてしまいます。

人によって事業で得られる「何か」はそれぞれ違うはずです。
人生を振り返る時に、誰かに面白く楽しく話すことは、意外と「失敗談」だったりするものです。
是非、悔いのないビジネス人生を送りましょう。

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