事業投資とは?⑥中小企業に最適!ストックビジネスの始め方
- 2022/7/26
- 事業投資
フランチャイズ本部をつくってしまう
本部構築というと、マクドナルドや、ケンタッキーなどの大手FCをイメージしがちなので、多くの中小企業には難しいと感じてしまうかもしれません。
日本フランチャイズチェーン協会(JFA)の調査によれば、国内におけるFC本部は1,300を超えています。
実際には把握されていない本部も多数あり、これ以上あるのは間違いありません。
そして、多くのFC本部は中小企業です。
店舗は数店舗、社員は数名という本部も珍しくありません。
これまで行ってきた既存ビジネスをFC展開できる事業は沢山あるはずです。
是非、自社のビジネスがFC展開できそうか考えてみて下さい。
ストックビジネスの注意点
とても人気があるストックビジネスですが、いくつかデメリットもあります。
まず、結果を出すまでに時間がかかり、すぐに儲かるビジネスではないということです。
会員がすぐに集まれば良いですが、通常は認知されるまで時間がかかり徐々に会員が増えていきます。
次に、先行投資が発生するということです。
賃貸型であっても、まずは貸すものを仕入なくてはいけません。
そして、それを中長期に渡り回収します。
要するに資金がある程度なければ、スタートできない事業が多いのが特徴です。
参入するメリットは大きい
このようなデメリットあるものの、安定収入があり、軌道にのれば経営者の時間をあまりかけなくても良いというストックビジネスのメリットは大きいと言えます。
また、M&Aを含め、事業承継しやすいのも特徴です。
ストックビジネスも世の中の流れとともに多様化しています。
多くの経営者にとって究極の課題である定期的安定収入が見込めるストックビジネスは、今後、さまざまな分野で注目され事業展開されていくことでしょう。
これから、ビジネスモデルを構築した際には、大きな達成感があるに違いありません。
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